愛奴日記

ご主人様と、わたし

調教

さき

ここまでいわゆるSM的な調教のことを綴りましたが、実をいうと、ご主人様の調教のほとんどは…わたしの仕事のことについてでした。



ほぼ毎日、仕事のことで悩み、人並み以上に悩んでいるのではないかと大袈裟に感じることもあり、自分なりに真剣に思い詰めておりました。


正直、あの頃既に転職を考え始めていて、完全に職場に行くのが嫌としか思えなくなっていました。


職探しを継続しつつ、なるべく早く次のところへ行けるよう下準備を密かに行っていたのですが…


そんな時期、ご主人様との会話の中で、少しだけわたしの仕事内容や職場のことを話してみようと思ったことがキッカケでした。



最初は、ほんの些細な小話のつもりだったのです。


ですがご主人様はそんなわたしの話に、真剣に耳を傾けてくださり…


ある時、ご主人様は一通りわたしの話を聴き終えたあと、わたしに本気で助言してくださったのでした。


こんなわたしの話にも真っ直ぐ向き合ってくださり…とても嬉しかったのと同時に、わたしの話のテンポに合わせてくださる安心感や、溜め込んでいた何かが溢れてきてもがっしりと包み込んでくださる包容力を感じ、泣いてしまったこともありました。



それからというもの、ご主人様とお話しできるとき、お会いできるとき、仕事のことに関して相談するようになっていきました。



しかし最初こそ、わたしが相談して、それに対してご主人様からアドバイスをいただくという形だと思っていたのですが…


仕事だけでなく…物事の考え方、立ち居振る舞いなどを知らず知らずのうちにわたしに教えてくださっていたようです。



というのも、その時は助言として受け取っていただけだったのですが、ご主人様の言う通りにしていたら、いつしか、わたしの周りの環境が変わってきていることに気が付きました。



今でも様々なアドバイスをいただいているのですが、いまだに、あの時、あの行動が、今のこの結果に繋がっている…!ということに、初めて気付くことが多いのです。





おかげさまでご主人様と知り合うようになってから、驚くほど仕事に行くのが楽しいと思うようになりました。


















さき