愛奴日記

ご主人様と、わたし

仮契約

さき

何度か逢瀬を繰り返す中で、自分でも知らなかった自分の性癖…


確かに憧れはあったかもしれない、あちら側の世界を垣間見ることとなりました。


会っている間、ご主人様が当たり前のようにわたしの身体を開発していき、そしてそのさまざまな施しを自然と受け入れている自分がいました。



時々、ご主人様は振り返るように、


--今、何してるか分かる?こんなことしてて平気なんだ?


--普通の女の子はこんなことしないよね?でも気持ちいいんでしょ?


--好きだよね、こういうの…


--そういう女の子のことをなんていうか知ってる?変態、っていうんだよ?



こうして、自分がアブノーマルであることを少しづつ思い知らされていきました。


アブノーマルという聞こえはとても特殊な印象があり、最初は一体それがなんなのかよく分かっていませんでした。


しかし、今まで彼氏として男性とお付き合いし経験を重ねる中で、密かに不満に思っていたようなことでも、ご主人様からの影響は不思議と満たされていく…


わたしが求めていたものは、これなのかもしれないと、そう感じるようになっていきました。




--変態だよね?


--はい…さきは変態でドMです…


心の底からそう思えました。


今この時のことを振り返るとまだまだではありますが…







そんなある時…ご主人様から、



『調教してあげようか?』



その言葉に心が震えたことは、今でも覚えています。



『はい…お願いします…』



こうして、最初の主従関係が始まりました。







といっても、この当時まだ、¨奴隷¨という言葉も心の底から受け入れていたわけではなく、どちらかというと受け入れ難い印象がありました。

そして、M気質、それがどういうことなのかも分かっていない小娘でありました。


今でも未熟ではあるのですが、今は自信を持って『わたしはご主人様の所有物です。』と、胸を張って言うことができます。


最初の主従関係、タイトルの¨仮契約¨というのは、ご主人様がおっしゃる¨調教¨のイメージを、当時のわたしが¨エロいことをする¨というぼんやりとしたものと捉えていたことから、まだこの時の状況は、仮の状態でありました。














さき