とりあえず一回逆らう奴隷
わたしの中でひとつ弾け飛んだものがありました。
迫り来る、約束の打ち合わせの日…
先日のことですが、会議は翌々日を控えているにもかかわらず、ついに説明資料の作成が全く手付かずのまま…間に合わないのは目に見えていました。
会議の二日前、ご主人様とあまり話が出来ていない状況が続いておりましたが、この日ばかりは時間が無さ過ぎてパニックになり、泣きながらご主人様へこの状況を説明したのでした。
全く問題ないよ、と。
明日はまだ開催日の前日だから、ありのまま、出来ていないことを上に報告しなさい、と。
わたしは何がなんでも完成させようと力んでおりましたが、一日でどうにかなると思えないところもあり、最終泣いてしまうという…勝手ですね。
通常業務でキャパシティがとうに超えてる状況なのは分かりきっているはずだから、怒られないことも話してくださいました。
そんなわけないと思っていましたが、もうどうすることも出来ないため、ご主人様の教えの通り…
次の日の朝一で、今日できるところまで資料は作るけれども、今のところ全く出来ていない状態であることを上司へ報告しました。
ご主人様のおっしゃったとおり、上司からは、それは仕方ないな、とあっけらかんと返事が。
それでも日程調整はできないから、できてないなら無しで進めるしかないな、と。淡々と言われました。
結論から言いますと、資料はできるところまで作り終えることができたのですが、おそらく報告して初めて出来ていないことが分かったであろう、その日一日は上司からの指示による横入りの仕事は舞い込んできませんでした。
なんとなくわたしは分かっているつもりで、いつも何も分かっていません。
ご主人様へ、最近よく、「分かりません」と言います。
理解できません、と。
それでも言われた通りに動くと、なんとかなる形におさまるのです。
それも何故なのか理解できませんが…(笑)
さすがご主人様だからなんだろうなぁ…と、落ち着くしかないのですが…
全く理解できないまま、今回はそのまま言われたことを実行しました。
時間があまりにも切迫しておりましたので、なりふり構わず…といった心境でした。
この間まで、「とりあえず一回逆らう奴隷」でありました。
ご主人様のアドバイスとは別の選択肢の向こう側を見てみたくなるのです。
相反してますね。
しかし、別の選択肢の方をチラ見して、あ、これはまずいと感じたのち、すぐに切り替えます。
結局は…ご主人様から教わったとおりの道筋を歩むのですが、そのおかげで大火傷することなく済んでいるというのです。
わたしはそこを自覚していませんでしたが、自分の中で勝手に覗き見しては元に戻ってくるということばかりしていたようです。
このこともご主人様から以前指摘されたお話ですが、爆笑してしまいました。
とりあえず一回逆らいたいんだという心理が働いている…(笑)
言われたとおりのままではなく、自分で感じた方を少しだけ見てみたい欲求が。
指摘されて初めて気づきましたが、振り返ると、確かにそうかもしれないと。
会議の当日。
なんとか参加メンバーと横並びできるところまで来れたかなと、ギリギリでしたが、ひとまず無事その日の打ち合わせも終えることができました。
資料も100点のものは完成させることはできず、60%くらいしか注ぎ込めませんでした。
しかし、それでも会議はスムーズに進んでいた方だと感じることができました。
逆に60%でよかったのかもしれないと思いました。
会議に参加する意気込みは、かなりダダ下がりでしたが、
100%の完成度(自己満足のみ)の資料を引っ提げて、いざ臨戦態勢で肩の力を入れて挑む、なんてことになっていたら、ずっこけていたようにも思います。
完成度は低かったですが、その中でもこれとこれだけは譲れない最低限のポイントを絞っておき、そのほかのことに関してはリラックスして参加することができました。
慣れていないことでもあったので、ご主人様に参加にあたるご相談もしていましたが、最悪な想定ケースには至らず、安堵しました。
自分は一人しかいないから、限界があることを、毎度すっかり頭から抜けがちです。
今後もまだまだ足掻いてもがくことばかりの連続であろうと思いますが、自分を見失わないようにしたいです。
さき
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