愛奴日記

ご主人様と、わたし

ご主人様 その3

さき









ご主人様から何度も注意されたことがいくつかあり、そのうちの一つ、なかなか守れないことがあります。



とにかく、日頃生活する上で常に気にかけていないと、わたしには突然、はい、今ここからこうしましょう、とはいかないことでありました。




ご主人様から、幾度となく注意を受けてからの、一向に直らないわたしの意識の足らなさに、怒りをぶつけられました。



完全にわたしはそのことをすっかり忘れてしまっていて…

普段通りにしていたら、ご主人様は突然、無言でドアを思い切り閉めました。


音に驚き、何かあったか尋ねましたが、別に…と。



あ、わたし、ルールを守れなかったんだ。



そこでやっと気づいたのですが、わたしは思い切り怒られないと直らない諸々が多い…ですね。

気にしていないということは、それほど重視出来ていないんだと。とても反省しました。



ご主人様と一緒に居させていただける時間。


わたしを調教してくださることは、わたしが世間一般的に、恥ずかしい思いをしないように色んなことを教えてくださっています。



ドアを開けっ放しにしていることについて、よく思わない方もいるんだよ、と。


例えば、乾杯する際も、グラスを傾ける位置についても繰り返し注意がありました。


無意識にしてしまう行動を修正するのは、意識し続けないと直らないことが、よく分かります。


作法とか、世間一般常識って、基本的に身内以外に注意をすることもされることも、ありませんよね。


わたしが十代の時に、かなり年配の方から常々細かく注意された経験は過去にありましたが、その方と職場が離れたとき以後、思い出せないくらい他人から注意を受けた記憶はありません。


今の職場で何か気になる事があっても、害が無ければ大抵やり過ごします…


したがって、反面教師、わたしのあれこれ気になる仕草やクセなど、よく思わない方もいらっしゃるんだと…



そう思うと、ご主人様がわたしにさまざまなことを気付かせて教えてくださることは、そういう観点から見てもとても幸せなことなんだと、強く感じます。




意識が全てで、直すか、直さないか、自分次第。
















さき